コンセプト | CONCEPT

『結ぶ・繋ぐ』

自分たちが暮らしている大地、
小豆島のいいところ、好きなところを伝えたい。
小豆島で暮らしている素敵な人たち、
がんばってる人たちを伝えたい。
でもって、
小豆島が好きな人を増やしたい。

人と人が出逢い、繋がり、響き合う、
『笑顔の輪』広がる仕組みづくりとお手伝い。
人と人、人と地域、人と小豆島を繋ぐ。

『結ぶ・繋ぐ』

“ Think Global Act Local ”

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はじまり

このコンセプトは2006年の創業時に掲げた私たちの想いです。
こういう方向性で行こうと掲げたテーマというか、向かうべき道のようなもので、
今もずっと変わっていません。

活動に至る背景として、
私たちは島の人口が毎年500人ペースで減っている過疎化の状況を、
どうにかしたいという思いがありました。
少子高齢化や進学就職により島を離れる人が多い中で、
過疎化の流れを変えることなんて、一人二人の力ではできないかもしれない。
けれど、何かがしたいと思いました。
また、やらないで後悔するくらいなら、やって後悔したい。
ダメモトで新しいことに挑戦していこうとも思いました。

最先端の過疎づくり。

島を元気にするにはどうしたらいいのか。
若者が減っていく島で、若者を自然に増やすためにはどうしたらいいのか。

私たちが出した答えは、『小豆島って、なんか、いいよねぇ~』
という言葉にできない曖昧な表現をする時に使う、
よくわかんないけど、なんかいいよね~。のなんか
その、なんかを伝えることだと思いました。
例えるなら、人を好きになる感覚に近い、なんか好きなんだよね~。のなんか
それを伝えたいと思いました。

わからないから気になる。わからないから好きになる。
人を好きになるのも、島や地域を好きになるのも同じだと思うのです。
だから、わからないものを無理にわかろうとしたり、かっこつけたりしないで、
好きだという感覚を大切にしながら、そのままの姿を伝えて行こう。
もちろん、 自分たちがいいと思うものや、いいと思う場所。安らぎの空間。
何かに挑戦してるおもしろい人や、かっこいい生き方をしてる職人さんなど、
ここだけのオンリーワンや、好きなものも伝えていくけど、
いいところも悪いところも含めて、ありのままを伝えていこう。
それでも、島が好き。と思ってくれる人がいたら、それは本物だと・・・。

また、 過疎をはずかしいと思うんじゃなく、過疎を楽しい場所に変えていきたい。
とも思いました。
なぜなら、20年後の都市は、現在の小豆島と同じ人口比率になるからです。
お年寄りばっかりの都市ってどうなんだ?その時若者はどうするんだ!?
人口構造がお年寄りの多い時代にシフトした20年後の東京って?
ちょっとイメージしてみてください。

   原宿109は、今日も若いばあちゃんたちでごったがえしてます。
   1階野菜売り場は今日も長蛇の列・・・。

なんて風になってるかもしれない・・・。
ちょっとオーバーなたとえ話ですが、人口構造が変わり、消費構造が変われば、
あり得ない話ではありません。
だから、高齢化が進む過疎の島を、今しっかり見てほしいと思うのです。
島の今は、都市の未来なのだから。
つまり、過疎は遅れた古くさい場所じゃなくて、20年先行ってる先進地なんだ。
そう考えたら、おもしろいし、学びの空間になる。
過疎は時代の最先端で、だったら最先端の過疎になりたいと・・・。

リンカーンやおしゃかさまに教えてもらったこと。

島を好きになってくれる人を増やすために、自分たちができることは何か?
また、自分たちの役割とはなにか?

それは 『結ぶ・繋ぐ』ということでした。
特別な能力が無くても、人と人を繋ぐことなら、
自分たちにでもできるかもしれない・・・。

ヒントになったのは、たまたま何かの雑誌で目にした、
第16代アメリカ合衆国大統領リンカーンの記事でした。
リンカーンは難しいことや、いじわるな質問をされた時に、こう答えたそうです。

『僕にはわからないけど、詳しい専門家の人を知ってるから連れてきましょう。』

なるほど! これなら自分たちにもできるかもしれない。
要するに、知らないことを知ってるふりして答えない。
僕は知らない!と言い切った後で専門家を連れてくる。
つまり リンカーンは人と人と繋ぐ天才だった。
自分にできないことはネットワークを使って繋いでいった。
逆に、専門分野の人はネットワークを繋いでいくために、
リンカーンに繋がっていったのかもしれない。
自分の能力を伸ばすことに一生懸命になるよりも、
みんながうれしい仕組みづくりに一生懸命だった。
できないことや苦手なことを無理して頑張るよりも、
みんなの知恵を利用した方が早いし確実だと・・・。
ITで言うオープンソースな考え方に似ていると思いました。
みんなで協力して知恵を出し合えば、もっといいものができるかもしれない。
という考え方です。

そうか、平凡な人間でも、一生懸命人と人を繋いでいけば、
もしかしてスゴイことができるかもしれないな。
自分たちが主体者になるのではなく、誰かと誰かを繋ぐ役割を担う。
また一人の力は小さくても、一つ一つ繋がっていけば、
やがて大きな力になるかもしれないとも思いました。

今風に言うと、“ Think Global Act Local ”

広い世界を想い、しっかりと足元を見つめて一歩ずつ。

お釈迦様の言葉を借りると、『自灯明』

他人に道を照らしてもらうのではなく、
自らが灯明となって周囲を明るく照らすような生き方をしなさい。
そうすれば、みんなが安心するからと。
これはブッダが弟子たちに最後に遺した言葉だそうです。
まずは自分自身を知ること。
そして自分の住んでいる地域を知り、地域を照らす。
そうすれば、明かりに向かって、人が集まってくる。
できることから、一つ一つはじめていこうと思いました。